これまでのSGW
・SGW2010・SGW2011
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・SGW2021
・SGW2022
・糸島市
・新日鐡住金株式会社
・ダイキン工業株式会社
・住友重機械工業株式会社
・株式会社村田製作所
・株式会社東芝研究開発センター
・株式会社ABEJA
・株式会社デンソー
・株式会社豊田中央研究所
・ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社
・日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所 ほか
スタディグループの原型は、産業界における数学的問題を解決すること、あるいは数学を軸にした産業界との共同研究や連携活動の種を見出し、その芽を育てることを目的に、1968年にオックスフォード大学で始まりました。現在では同様の形式により世界各国で行われています。
スタディグループでは、産業・自治体・病院などの様々な分野から問題提供者を募り、それぞれが抱える問題で数学を使えば解決に至ると期待できるものを、数学の研究者・学生に対して紹介・解説してもらい、概ね一週間の会期中、協力して解決を目指します。 提起された問題は、会期中に解けてしまうこともありますし、解決はできなかったもののその糸口が見つかり、その後、契約等を結び共同研究を推進して行くケースもしばしばあります。 もちろん、具体的な解決に結びつかないこともあります。
しかしスタディグループの大切な役割は、具体的な問題の解決のみならず、産業界と大学等の数学研究を結ぶ協働の場を提供することにあります。問題提供する企業などにとっては、大学とのコネクションを築くことで、大学の知識を活用しやすくなります。
数学研究に携わる者にとっては、実問題に接することができる貴重な体験となり、解決を目指すプロセスを異分野の方と共有することで、参加した学生やポスドクを含む若い人たちの興味・関心も広がり、キャリアパスの多様化を生むことが期待されます。